ニキビは遺伝するのか?

ニキビの原因として様々なことが考えられています。体質であったり、食事方法、さらには「遺伝」によるものだと考える人もいます。極端な例ですが、ニキビができやすい肌質というものは、遺伝するという意見まであるのです。
実際はどうなのでしょうか。

ニキビができやすい肌質とは何か?

まず、ニキビの原因を考える前に、「ニキビができやすい肌質」とは何かを知ることが重要です。ニキビができやすい肌質とは、大きく3つの要素であるとされています。まず、毛穴が小さく、角栓ができやすいことです。次に、肌の新陳代謝が活発でないこと。

そして3つ目が、 皮脂分泌量が多いオイリー肌であることです。確かに、これらの要素は遺伝による影響があるとされているものです。しかし、これらの体質が遺伝するからといって、ニキビそのものが遺伝するわけではありません。
ということは、

・ニキビそのものは遺伝しない
・ニキビができやすい体質は遺伝することがある

と言えるでしょう。

受け継がれるのは遺伝子だけではない?

続いて、遺伝以外に両親から受け継がれるものを考えていきましょう。それは何かというと、生活習慣です。人は子供の頃にしていた習慣を、大人になってもずっと続けていくと言われいます。そう考えると、ニキビに関係してくる食生活や睡眠環境、そして運動の習慣までも親に似てくるということになります。

例えば、親があまり運動しなければ運動不足になりますし、食事も肉系の食べ物ばかり食べていては、栄養バランスは崩れてしまいます。また、睡眠も不規則であれば、肌のターンオーバーも乱れやすくなるのは当然のことです。

このように、子供の頃から無意識に続けていた習慣が、知らず知らずのうちにニキビができやすい体質につながっているかもしれないのです。ですから、一度立ち止まって自分の生活習慣を考えてみる必要があるでしょう。育ててくれた親に感謝しつつ、いらない習慣はきっぱりとやめましょう。

ニキビは遺伝病ではない

最後に、医学的な観点から考えましょう。結論としては、ニキビは遺伝病ではありません。そもそも遺伝病とは、100%遺伝情報によって決まる病気と定義されています。色覚異常や血友病などが、その例としてあげることができます。

これらの病気は先天的なものと言えるでしょう。一方でニキビは、予防も改善も治療もできます。ということは、遺伝病ではないのは明らかです。

 

ここまでを振り返りましょう。まず思い出してもらいたいのが、ニキビ体質は遺伝することもあるが、ニキビ自体が遺伝することはないということです。この事実を考えると、ニキビができないように予防やケアができているかどうかのほうが、より重要だということです。

実際にも、ほとんどの人は遺伝によってニキビができるかどうかよりも、生活習慣のほうが大事だと無意識に感じているのではないでしょうか。その考えは正しく、ニキビができるメカニズム考えても明らかです。生活習慣を変えるという遠回りに見える道が、ニキビをなくす治すのに一番の近道になります。少しずつ実践していきましょう。

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